【環境保全活動について】
環境方針
環境理念
当社は「豊かな文化生活の実現に貢献する」という経営方針に基づき、科学技術の向上を通して人類共通の財産である地球環境の改善に努めることを宣言し、事業活動を通じて環境に貢献するための行動指針をここに定める。
行動指針
- 当社は物質固有の物性を有効利用した製品の製造を事業の柱とし、事業活動に当たっては環境影響を把握・認識し、環境保護と汚染防止を経営の最重要課題の一つと捉える。
- 地球資源の有効活用と省エネルギーに努め、環境への負荷低減を目指す。
- 環境マネジメントシステムを整備し、継続的改善と汚染の予防に努める。
- 環境に関連する法規及びその他の要求事項を遵守する。
- 活動の推進にあたっては、環境目的・目標を設定し進める。
また定期的に見直しを実施する。
環境マネジメントシステムの適応範囲
タンタル焼結体の設計及び製造活動、製品及びサービスに関連するすべての環境側面に適用する。
環境への基本姿勢
私たち高純度物質研究所は経営方針に基づいた環境方針を制定し、環境にやさしい事業所を目指すことを誓いました。そして、そのための環境マネジメントシステムを整備し、継続的発展が可能な体制を作りました。
2003年10月より環境保全活動を開始し、2004年3月にはISO14001の認証を取得しました。
RoHS指令やREACHといった製品そのものに関する環境規制対応とともに、製品を作り出す過程における環境配慮を行うことも基本姿勢の一貫としています。
環境保全の取り組み
- 電力使用量削減
- 成形機や真空焼結炉などの生産設備は、たくさんのエネルギーを使います。効率よく稼働させ、電力の使用量を減らす努力をしています。
- 廃棄物削減
- ダンボールやコピー用紙、封筒など資源として利用できるものはリサイクルしています。製品を入れるパッケージも再使用しています。
- 有機溶剤大気排出削減
- 製造工程の中で、いくつかの有機溶剤を使用しています。その溶剤を回収し、再使用していますが、回収しきれない分は大気に排出されます。 回収率を上げて少しでも排出量を少なくする努力をしています。
廃棄物処理事業者の選定を含め、社内の廃棄物管理を徹底することで、ゼロエミッションへ向けた取り組みを継続的に進めていこうと考えています。
また、『文書の独り歩きにならない、形より実のあるEMS』を目指し、社員の環境保護へのモチベーションを高く保っていけるように、現場仕事を常に意識してシステムの見直し、運用を心掛けていきたいと思います。
−環境保全活動報告−
エコキャップ運動推進に協力しております。 |
化学物質の管理
化学物質の管理と教育

化学物質を常に使用して作業をおこなう人には、化学物質についての適切な知識と日常管理の方法を身につけてもらうため教育・訓練をおこない、化学物質による環境汚染を防止することを心がけています。
危険物質の使用禁止

タンタルコンデンサ陽極素子を製造している高純度物質研究所では創業当初より、材料には高純度のタンタル粉末を使用し、100%タンタルの陽極素子を造り続けています。製造工程においても、化審法第1,2特定化学物質、RoHS指令等の禁止物質を一切使用していません。